太陽光の金具が原因で雨漏り|スタンビー333で屋根カバー工法(武蔵野市関前・202㎡・335万円)
2026年9月18日
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今回のご依頼は、太陽光発電の架台金具から雨漏りしている平形スレート屋根(コロニアル)の屋根カバー工法です。
調査したところ、太陽光パネルを支える架台の金具が屋根に直接ビスで固定されており、その固定部分から雨水が入り込んでいました。
金具と架台の上には太陽光パネルが載っているため、そのままでは金具まわりの補修ができません。
そこで今回は、太陽光パネルと架台、金具を一度すべて取り外してから屋根工事をします。
既存の屋根はアスベスト含有のコロニアルです。
長年の経年劣化で、ひび割れや欠けも見られました。
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既存屋根の上から屋根全体に新しい野地板を増し貼りし、屋根全体の下地を補強します。
新しい下地を作ったあとに防水紙(ルーフィング)を施工し、その上から新しい金属屋根材を葺いて仕上げます。
既存のコロニアルは撤去せず、アスベストを含む屋根材を壊す作業を減らし、アスベストの飛散を抑えながら工事を進めます。
太陽光発電の架台金具からの雨漏り対策だけでなく、屋根全体をカバーしていく工事です。
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まず始めに、太陽光パネルと架台、金具を取り外します。
取り外してみると、屋根に直接ビスを打ち込み、太陽光パネルの金具を留めてあることがはっきりと確認できました。
現在の太陽光パネルの金具は雨漏り対策がよく考えられた構造になっていますが、当時は屋根に直接ビスを打って金具を留める方法が主流でした。
そのため雨漏りが多発し、メーカーが対応を急いだという経緯があります。
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現在は、今回取り付ける屋根材である嵌合式立平屋根用の太陽光発電パネル固定金具があります。
キャッチクランプ式の金具なので、屋根材の嵌合部分(ハゼ)をしっかりと掴み込んで固定します。
嵌合部分とは、屋根材同士のジョイント部分にあたり、雨漏りを防いでいる箇所です。
金具を固定するのに屋根材へビスを打ったり、穴を開けたりする必要がないため、雨漏りのリスクが少ないタイプの金具といえます。
屋根に穴を開ける工法では、その穴が将来的な雨漏りの原因になることがあります。
ハゼの形状を利用して掴み込むキャッチクランプ式であれば、屋根材に穴を開けずに固定できる点が大きな特徴です。
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ただし、サイズが合わない固定金具を取り付けたり、金具を曲がった状態で取り付けたりすると、雨漏りにつながるおそれがあります。
嵌合式立平は、ハゼがしっかりと噛み合っていることで防水性を保つ屋根材です。
無理な締め付けや傾いた取り付けによって嵌合部が押し広げられると、噛み合わせが悪くなり、そこから雨水が入り込む可能性があります。
屋根材と金具が適合するかしっかり確認したうえで、正確に取り付けることが重要です。
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続いて棟板金と貫板を撤去します。
すでに棟板金を留めつける木下地の貫板の著しい劣化により、棟板金が外れてしまっている箇所もありました。
棟、貫板の劣化がかなり進んでいました。
貫板も全て撤去致します。
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棟板金と貫板の撤去が終わったので野地板を取り付けていきます。
野地板には厚さ12mmの構造用合板を新しく敷き詰めます。
野地板は屋根材を取り付けると外からは見えなくなってしまう部分ですが、屋根全体の強度と安全性を保つために非常に重要な工程です。
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新しい金属屋根材を取り付けても野地板が傷んでいたり強度が足りないと屋根材本来の耐久性を発揮できません。
十分な厚みの野地板でないと屋根材を留める釘やビスがしっかりと効きません。
12mmの厚みがある構造用合板を使うことで、防水紙(ルーフィング)や仕上げの金属屋根材をしっかりと固定し、強風によるあおりやズレを防ぎます。
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既存の屋根の上に野地板を増し張りしたら、続いて新しい防水紙(ルーフィング)を施工します。
今回新設する防水紙(ルーフィング)は、田島ルーフィング株式会社の「タディスセルフカバー」を採用しています。
裏面の全面に粘着層が付いた防水紙(ルーフィング)です。
タディスセルフカバーは、裏面の粘着層が下地にしっかりと密着する構造です。
そのため、屋根材を固定する釘やビスが貫通した部分や、防水紙同士の重ね部から水が入り込むことを抑えられます。
防水紙(ルーフィング)は屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ、屋根の防水において重要な役割を担う材料です。
重ね幅を確認しながら、丁寧に施工していきます。
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一般的な防水紙(ルーフィング)はタッカー(建築用の固定具)などで固定しますが、タディスセルフカバーは自己粘着性を持つため、防水紙(ルーフィング)を固定する際に穴を開ける必要がありません。
粘着性のある防水紙(ルーフィング)を使用することで、雨水が入り込むリスクの低減にもつながります。
防水紙(ルーフィング)の取り付けが完了したので、屋根材を取り付けていきます。
step 12
今回使用する屋根材は、稲垣商事の金属屋根材「スタンビー333」です。
金属屋根は夏の日差しを受けると表面が素手では触れないほど熱くなります。
スタンビーの裏側にポリエチレンフォームを貼ることで、熱が下地や屋根裏に伝わることを抑えます。
ポリエチレンフォームを貼ることでもう一つ期待出来る効果が結露対策です。
金属屋根は条件によって裏側に結露を起こすことがありますが、こちらの効果も期待できます。
他にポリエチレンフォームと併用は出来ませんが、雨音軽減の為のサウンドプルーフという裏貼りも貼り付ける事が出来ます。
裏貼りは屋根が仕上がれば見えなくなる部分ですが、こうしたところにも気を配ることが重要です。
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スタンビー333は、ガルバリウム鋼板製の立平葺き(嵌合式)屋根材です。
屋根の頂点(棟)から軒先まで一枚の長尺板金で施工できるため、横方向の継ぎ目がありません。
そのため、継ぎ目から雨水が浸入するリスクを最小限に抑えられる防水性に優れた屋根材です。
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さらに、ガルバリウム鋼板ならではの軽量性により建物への負担を軽減できるほか、高い耐久性と耐食性を兼ね備えているため、長期的なメンテナンスコストを抑えることが出来る金属屋根材です。
屋根工事が全て完了して防水性、耐久性ともに向上した屋根へと生まれ変わりました。
屋根がピカピカになり、屋根に笑顔が戻りました。
屋根工事に関するご質問がございましたらヤネピカへお問い合わせ下さい。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
屋根を笑顔に。 ヤネピカ