【屋根カバー工法】東京都昭島市/H様邸
2026年5月26日
step 01
屋根工事専門のヤネピカです。
今回のご依頼は劣化したアスベスト入りの平形スレートの屋根カバー工法です。
所々破損し屋根材にヒビ、苔や色褪せが目立ちます。
屋根材が落下したり飛散すると事故に繋がったりするので屋根カバー工法をする事になりました。
今回の既存屋根は
アスベスト含有のコロニアルです。
アスベストには発がん性があることから、不安を感じる方も少なくありません。
ただ、コロニアル屋根に使用されているアスベストは、セメント成分の中に固く結合された状態になっているため、通常の使用環境ですぐに飛散するわけではないとされています。
また、アスベストを含む時代のコロニアル屋根は、一定の耐久性を持つ製品も多く、状態によっては長期間使用されている住宅も見られます。
そのため、屋根材の割れや大きな劣化が見られない場合には、慌てて工事を進めるのではなく、現在の状態を確認しながら判断していくことも大切です。
step 02
まず始めに棟を撤去します。
板金の棟を撤去すると
貫板の劣化がかなり進んでいました。
貫板を全て撤去致します。
step 03
今回の工事は屋根材の下に敷き込む防水紙(ルーフィング)に田島ルーフィング株式会社の「タディスセルフカバー」を採用しています。
屋根カバー工法に適した、粘着層付きの防水紙(ルーフィング)です。
この製品は、下地に密着する構造により、釘やビスの貫通部や重ね部からの水の入り込みを抑えることの出来る防水紙です。
一般的な防水紙はタッカー(建築用の固定具)などで固定するのに対し、タディスセルフカバーは自己粘着性を持つため、防水紙を固定時に必要以上の穴を開ける必要が無い商品です。
また、施工中の屋根は一時的に防水性能が低下する場面があるため、このような密着性のある防水紙を使用することで、施工中の急な降雨などに対するリスク低減にも配慮した優れた防水紙です。
step 04
防水紙を屋根全面に貼り終わりました。
これから本格的に屋根材を取り付けていきます。
step 05
今回採用した屋根材は、スーパーガルテクトです。
アイジー工業の「スーパーガルテクト」は、軽量性・耐久性・断熱性能のバランスを考えて設計された金属屋根材です。
表面には耐食性に配慮された「超高耐久ガルバ」が採用されており、従来のガルバリウム鋼板よりも耐久性向上を目指した素材構成となっています。
また、屋根材の裏面には断熱材が一体化されており、夏場の強い日差しによる熱の伝わりを和らげる効果が期待できます。
冬場も外気の影響を受けにくくする方向で設計されているため、室内環境への負担軽減につながるケースがあります。
さらに、金属屋根でありながら比較的軽量なため、既存屋根の上から施工する屋根カバー工法にも採用されることが多く、建物への重量負担を抑えながら改修しやすい点も特徴です。
表面デザインもシンプルで落ち着きがあり、住宅の外観になじみやすい仕上がりとなっています。
step 06
今回の工事では、既存屋根の状態を確認しながら下地や防水面にも配慮し、屋根カバー工法を行いました。
軽量➕断熱性能を兼ね備えた「スーパーガルテクト」で屋根がすっきりとし、ピカピカになりました。
屋根は普段見えにくい部分ですが、住まいを長く守っていくうえで大切な役割を担っています。
今後も定期的に状態を確認しながら、安心して暮らせる住まいづくりにつなげていただければと思います。