【屋根葺き替え】神奈川県都築区新栄町/W様邸
2026年8月10日
step 01
屋根工事専門のヤネピカです。
今回の屋根工事データです。
【W様邸屋根改修工事】
【屋根工事施工方法】
・屋根葺き替え
・野地板交換
【屋根工事施工年月日】
・2026年7月
【施工場所】
・神奈川県都築区新栄町
【建物種別】
・木造2階建
【築年数】
・40年
【既存屋根材】
・コロニアル
(アスベスト含有有り)
【新設屋根材メーカー、商品名】
・KMEW
・コロニアルグラッサ
【新設下葺材メーカー、商品名】
・田島ルーフィング
・タディスセルフカバー
【屋根面積】
・51㎡
【屋根勾配】
・8寸
【屋根形状】
・片流れ(かたながれ)
【屋根工事費用】
(付帯工事別、税別)
・120万円
【屋根材現地調査】
☑︎ 色あせ
☑︎ 苔・藻
☑︎ ひび割れ
☑︎ 欠け
☑︎ 浮き
☑︎ 反り
◻︎ サビ
【屋根板金部材現地調査】
☑︎ 棟板金浮き
◻︎ 棟板金外れ
◻︎ 谷板金劣化
◻︎ 雨押え劣化
【屋根からの雨漏り】
◻︎ 雨漏りなし
☑︎ 雨漏りあり
【屋根下地】
◻︎良好
◻︎屋根カバー工法対象内
◻︎屋根野地板部分補修
◻︎屋根野地板全面増し貼り
☑︎屋根野地板全交換
【屋根工事施工目的】
☑︎ 雨漏り対策
☑︎ 耐久性向上
☑︎ 美観改善
◻︎ 軽量化
☑︎ メンテナンス
◻︎ その他
【お客様からのご要望】
屋根の劣化が進んでいるので屋根を綺麗にしたい。
雨漏りを直したい。
(工事中に屋根の野地板の劣化を発見。屋根、野地板交換工事に進展する。)
step 02
今回のご依頼は劣化した
アスベスト入りの平形スレート屋根の屋根カバー工法です。
長年屋根の工事を行なっていなかったので屋根材の劣化が顕著に目立って来ています。
既存屋根の平形スレート屋根材(コロニアル)はアスベスト入りなので現在発売されている平形スレート屋根材(コロニアル)より強度は強いですが、これ以上放置をすると屋根材が落下したり、飛散し、事故に繋がりかねません。
美観、性能回復も兼ねて
屋根カバー工法をする事になりました。
step 03
既存屋根材はアスベスト含有のコロニアルです。
アスベストには発がん性があることから、不安を感じる方も少なくありません。
ただ、コロニアル屋根に使用されているアスベストは、セメント成分の中に固く結合された状態になっているため、通常の使用環境ですぐに飛散するわけではないとされています。
また、アスベストを含む時代のコロニアル屋根は、一定の耐久性を持つ製品も多く、状態によっては30〜40年程度使用されている住宅も見られます。
ただし年数が経つと割れや欠けが発生いたします。
step 04
まず始めに棟を撤去します。
すでに棟板金を留めつける木下地の貫板の著しい劣化により、棟板金が外れてしまっている箇所もありました。
棟、貫板の劣化がかなり進んでいます。
貫板を全て撤去致します。
step 05
続いて屋根材を撤去致します。
step 06
屋根材を撤去すると防水紙が劣化し破れていました。
step 07
この様な防水紙の破れから雨漏りが発生します。
step 08
破れた防水紙の隙間から野地板が見えています。
step 09
現在の防水紙(ルーフィング)は進化しています。
従来のアスファルトルーフィングに比べ、現在は耐久性や防水性能に優れたゴムアスファルトルーフィングや改質アスファルトルーフィングが主流となっています。
ゴムアスファルトルーフィングは、アスファルトに合成ゴムを配合することで柔軟性や自己密着性を高めた防水紙です。
釘穴のまわりに密着しやすく、万が一、雨水が侵入しても漏水リスクを低減できるため、複雑な屋根形状や雨漏り対策を重視する住宅で多く採用されています。
一方、改質アスファルトルーフィングは、アスファルトに特殊な樹脂(ポリマー)を加えて耐久性や耐熱性、耐寒性を向上させた防水紙です。
夏場の高温や冬場の低温による劣化を抑え、長期間にわたり安定した防水性能を維持できることから、現在では住宅用屋根のスタンダードな防水紙として広く使用されています。
今回の建物に使用されていた既存の防水紙は、施工から30年以上が経過しており、経年劣化によって硬化や破れが見られました。
step 10
既存の防水紙(ルーフィング)の撤去が完了しました。
防水紙の下には、屋根材を固定するための野地板があります。
どんなに高性能な屋根材を使用しても、野地板が劣化していては屋根材をしっかり固定することができません。そのため、屋根工事は野地板の状態を確認しながら進めることが重要です。
実際に野地板を足で押してみると、フカフカと沈み込む状態でした。屋根全体の劣化が進行しており、このままでは台風や強風時に屋根材が飛散する危険性もある状態でした。
新しい屋根材を安全に施工するため、既存の野地板を撤去していきます。
step 11
既存の野地板は、手でむしり取れるほど劣化しており、屋根材を固定するための下地としての機能を失っていました。
step 12
劣化した既存の野地板の撤去が完了しました。
野地板を支える屋根垂木には問題がなかったので、新しい野地板を取り付けていきます。
step 13
既存の野地板は、ラワンベニヤが使用されていました。
ラワンベニヤは、当時の住宅では屋根の下地材として広く使用されていましたが、現在では強度や耐久性に優れた12mmの針葉樹構造用合板を使用するのが一般的です。
劣化したラワンベニヤを撤去し、新しい12mm針葉樹構造用合板へ交換することで、屋根材をしっかり固定できる丈夫な下地を作っていきます。
野地板の取り付けが完了したら防水紙(ルーフィング)を貼り付けていきます。
step 14
新設する防水紙(ルーフィング)は、田島ルーフィング株式会社の「タディスセルフカバー」を採用しています。
裏面全体に粘着層を備えた防水紙です。
タディスセルフカバーは、裏面の粘着層が下地に密着する構造により、釘やビスの貫通部や重ね部からの雨水の侵入を抑えることができる防水紙です。
防水紙は屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担うため、重ね幅を確認しながら丁寧に施工していきます。
step 15
一般的な防水紙はタッカー(建築用の固定具)などで固定しますが、タディスセルフカバーは自己粘着性を持つため、防水紙を固定する際に穴を開ける必要がありません。
粘着性のある防水紙を使用することで、雨水が入り込むリスクの低減にもつながります。
防水紙の取り付けが完了したので、ここから新しい屋根材を取り付けていきます。
step 16
今回、新設する屋根材にはKMEW(ケイミュー株式会社)の「コロニアルグラッサ」を採用しました。
コロニアルグラッサは、軽量なノンアスベストの化粧スレート屋根材です。建物への負担が少なく、新築や屋根の葺き替え工事などでも広く採用されています。
表面には「グラッサコート」が採用されており、従来の化粧スレートと比べて色あせしにくく、美しい外観を長く維持しやすいことが特長です。また、メーカーでは30年相当の耐候性試験が行われており、耐候性にも優れた屋根材です。
シンプルで落ち着いたデザインのため、さまざまな住宅の外観にもなじみやすく、長く安心してお使いいただけます。
今回も屋根全体の状態や今後のメンテナンス性を考慮し、お客様に最適な屋根材としてコロニアルグラッサをご提案しました。
step 17
屋根葺き替え工事が完了しました。
劣化した既存の屋根材と野地板を撤去し、新しい野地板と防水紙を施工した後、新設屋根材「コロニアルグラッサ」を取り付けました。
新しいコロニアルグラッサが施工され、屋根がすっきりと美しく生まれ変わりました。
屋根に笑顔が戻りました。
step 18
屋根葺き替え工事施工前写真①
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屋根葺き替え工事施工後写真①
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屋根葺き替え工事施工前写真②
step 21
屋根葺き替え工事施工後写真②
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屋根工事に関するご質問がございましたらヤネピカへお問い合わせ下さい。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
屋根を笑顔に。 ヤネピカ